コードを書けないIT技術者
コードを書けないIT技術者。そんなにネガティブに見られることなのかね?
— 沢渡あまね新刊 #業務改善の問題地図 #ここアジャ #職場の科学 (@amane_sawatari) 2021年3月15日
経理で言えば「決算書を作ることはできないが、決算書を読むことができる/経営判断できる」人も価値ある訳で、要は価値の出し方の違いだと思うのよね。
勿論その組織が人材に何を求めるかにもよると思うけれども。
「IT技術者」という言葉の示す範囲が広く、個々人で受け取る範囲のイメージが異なりそうで、変なすれ違いが生まれそうだけど、こちらのツイートを自分が見たときには、「チームで取り組むので役割分担だし、そうだよね」と思う反面、「いや、コードを書けないとダメだろう」と思う自分がいる。 自分は、開発組織のマネージャーだったり、PMだったりを想像しながら、モヤモヤと考えていた。
そんな折に、寺田さん(@terapyon)のPodcastで以下のようなことが語られており、「これだわ」と思った。
だいたい1時間22分くらいのところからをテキスト化(とちょっと手直し)すると以下の内容になる。
建築現場の監督の人が、釘一本打てなくていいのかっていうものを思うわけです。遅いか早いか、色々あるので、そのプロとしていつもやってる人が早いからとか、綺麗だったりとかってあるけど、その概念知らなくていいのかっていうのがすごい思ってて。やらないと概念なかなかわかんないじゃないですか。
本業として日々書いている人ほど書けるように、とは思わないけど、やはり書いた経験(釘を打った経験)と、それに基づく概念の理解は必要だなと。沢渡さんの発言は理解できるものの、気持ちのうえでは書けてほしい、という思いが自分は強い。