ちゃぱブログ / エンジニアリング / マネジメント

とあるプロダクトの運用組織のマネジメントしてる人の雑記。主にエンジニアリングやマネジメントのことを書きます。ときおりプチ情報も

上下ではなく役割だ(勝手にわたしのマネジメントスキル可視化プロジェクト)

過去分の記事はこちらにあります。

as-chapa.hatenablog.com

本題

シリーズ的に始めたものの、スキルというよりは、マインドセットのことを書きがちだなぁ。

 

自身のキャリアを振り返ると、割と早いタイミングでリーダーとしての役割を与えられたと思う。入社4年目のまだまだペーペーのときだった。

それから月日は経ち、転職をしたりしながら、今もそのようなポジションで仕事をしている。

 

リーダー、マネージャーという役割の人たちは、えてして、組織図の上のほうに位置する。リーダーやマネージャーにぶら下がる形でメンバーがいる。

そのせいか、ついつい「自分が上である」という錯覚を与えられる。

これについて自分が意識していることを書いてみようと思う。

 

意識していること

「リーダーやマネージャーはただの役割であって、立場が上なわけではない」ということを意識している。

前回にも似ているが、この辺の意識を忘れると、ついつい奢ってしまい、メンバーへのリスペクトの気持ちも薄れる気がしている。

あとは、こう考えることでリーダーやマネージャーをもう少し楽に捉えてできるのではないかとも思う。なんでもやらなきゃいけないわけではないし、できなきゃいけないわけでもない。色んなスキルを持ったメンバーをまとめて、組織に必要な成果に結びつける役割(他にも色々とやることはありますが)なだけなんだと。

 

自分はソフトウェアエンジニアたちのリーダー的な仕事をしているので、その例で書いてみる。

プログラムを書く役割の人はとても大事で、そもそもその人がいないとアウトプットがゼロになる。もちろん設計する役割も大切。

自分はそういった人たちをまとめている役割なだけなので、偉いからとか、仕事ができるからではない。プログラムを書くという仕事でいったら、メンバーのほうが自分なんかよりよっぽど上手だと思う。

 

さいごに

周囲の人も気を遣ってくれたりするし、組織図でも上に書かれるし、で、錯覚させられるシーンが多いので、「役割である」という意識を忘れないように心がけている。