仕事で必要と感じることでインプットする情報はやはり変わる
はじめに
先日記事に書いていた、「なぜ / 何の情報をインプットするのか?」という内容に関連するような実体験があったので、日常の記録的に記してみる。
いきさつ
以前に「現場で役立つシステム設計の原則」を読んだときに、もう少し自分が若手のころに出会っていたかったな、と感じていた。
「リーダブルコード」「現場で役立つシステム設計の原則」「ドメイン駆動設計入門」はプログラムを書く人の必読入門書だと思う。もっと早くに出会っておくべきだった。
— ちゃぱ (@as_chapa) 2020年3月15日
後輩にも是非読んでほしいなと、当時ゴリ押ししておいたのだけど、読んでいる気配はなかった。自分も後輩も業務においてコードをガリガリ書いたり読んだりする立場ではないので、まぁ、仕方ないかと思っていた。
このときは、その後輩にとっては、「仕事で不要 かつ 興味がない」だったのだろう。
その後、時が経ち(といっても3か月)、その後輩が業務でがっつりとソースコードレビューをすることになった。その中でふと「そういえば以前にゴリ押しされた本があったぞ?」と思ったようで、「あのときオススメしてくれてた本ってなんでしたっけ?」と聞かれた(やっぱり読んでなかった!!!)。
興味がある分野なのかは不明だけど、「仕事で必要」と感じ始めて優先順位が上がったのだな、と思い、自分の自己満マトリックスを思い出してニヤニヤしていた(リモートでの1on1だからバレない)。
(自己満マトリックスの再掲)
インデックスを貼っておけたという意味で多少なりとも貢献できていたのかなと、その点でも良かった。
悪い癖
が、ここで悪い癖が出てしまうのが、余計なお世話好きの先輩の性。
ということで、「あの本はね、システム開発全般でDB周りとかのことも書いてるけど、序盤の話とかは、ドメイン駆動設計という考えの話も盛り込まれててね、ドメイン駆動設計というのはね、エリック・エヴァンスさんという方がね・・・」とクドクドと話してしまい、きっと嫌がられたはず(だけど、いつか彼の中で「必要」と感じるタイミングを待つ)。
ご丁寧に「ドメイン駆動設計 モデリング / 実践ガイド」と「WEB DB PRESS vol.113」のリンクをSlackで送り付けておいた。
本当は「リーダーブルコード」も薦めようと思ったけど、何とか踏みとどまった。
おわりに
なんだか本当にただの日常の記録になってしまった。けど、きっと数年後の自分が酒でも飲みながら「あぁ、彼は元気かな?」なんて思うのだろうと信じて、インターネットに公開する。
(週一更新のために書いたわけではない!)